現在でこそ極めて高い評価を得ていますが、
不遇の生涯を送っており、
生前に売れた絵はたった1枚
「赤い葡萄畑」だけでした。 |
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「赤い葡萄畑」 |
ゴッホは画家としての活動が約10年間と短く、
絶対数としては油彩900点、素描1100点があると言われいますが、
傑作とされる作品はほとんどが晩年の約2年半(1888年2月から1890年7月)に
制作されたものであり、知名度に比して(傑作・良作とされる)作品数は少ないです。
このこともあって、作品の取引においては高額となることが知られています。
代表作でもある「医師ガシェの肖像」は、
1990年5月15日に
ニューヨークのクリスティーズでの競売で、
8250万ドル(当時のレートで約124億5000万円)で、
当時大昭和製紙 名誉会長の斉藤了英氏に
競り落とされました。 |
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「医師ガシェの肖像」 |
これらの作品については同氏の「死んだら棺おけに一緒に入れて焼いてくれ」
という旨の発言が報道され(1991年5月日本経済新聞)
国内外の美術愛好家からの非難の声もありました。
結局、同氏の所蔵中は一般公開されることなく、
同氏の死後は銀行の担保となり、
結局1997年から1999年頃にかけて海外に売却されました。
「医師ガシェの肖像」は、約100億円でアメリカ人コレクターに
売却されたとされていますが、現在の所蔵者は不明です。
「医師ガシェの肖像」は弟テオの未亡人ヨハンナによって、1898年頃、
デンマークのコレクターにわずか300フランで売却されたと伝えられていますが、
芸術作品の投資商品としての側面がクローズアップされたとも言えます。
ゴッホもテオもいつかゴッホが画家として成功すると信じていましたが、
まさかこれほどまでに絵が高騰するとは、夢にまで思わなかったことでしょうね。
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