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 第3群 野菜、芋、果物の取り方

野菜も芋も”要注意”のものを控えれば、生で召し上がっても大丈夫ですよ。
果物は0.5点以内を目安にとりましょう。
海藻ときのこは合計で30g以内に抑えましょう。


 野菜、芋の取り方

野菜はビタミンAやC、ミネラル、血糖値や血中コレステロールの上昇を防ぐ食物繊維の給源として、1日250〜300gを目安に取りましょう。
野菜には色の濃い緑黄色野菜と色の薄い淡色野菜があります。
前者は体内でビタミンAとなるカロチン、鉄やカルシウムも豊富です。
そこで、1日の摂取量の1/3(80〜100g)は緑黄色野菜を使うようにしましょう。

野菜や芋はカリウムが多い食品ですが、肉や魚を制限すればかなり減りますので、野菜類をそれほどお気になさらなくても良いですよ。
水溶性のカリウムは通常の料理でも損失分が多いため、あえて水さらしやゆでこぼしも不要です。
ただし、たんぱく質やカリウムの特に多いものは使用を控えめにします。
1日の分量を守れば、そのうち100gくらいは生で召し上がっても心配いりませんよ。
たんぱく質は一つ一つ計算しなくても合計で3g程度に収まります。
一日分で3g、熱量点数は1点と覚えてくださいね。
日常的に使える野菜(たんぱく質が100g中に2g以下のもの)
キャベツ、レタス、なす、きゅうり、かぶ、玉ねぎ、ピーマン、南瓜、人参、トマト、三つ葉
控えめにしたい野菜(たんぱく質が100g中に2.1g以上のもの)
大豆もやし、カリフラワー、竹の子、ブロッコリー、春菊、芽キャベツ、さやえんどう、ほうれん草、パセリ


緑黄色野菜の中で、ほうれん草や春菊などの青菜類はたんぱく質が100g中に3g前後、カリウムも多いものは700mg以上含むので、多用はさけてくださいね。
青菜の中でも大根やカブの葉は比較的安心です。ブロッコリーはほうれん草以上に要注意してください。
さやえんどうや青じそなどは少量ならあまり心配いりません。
淡色野菜では、カリフラワーやごぼう、たけのこなどは量を控えめになさってください。
とうもろこしやグリーンピースも高たんぱくですが、缶詰などはやや低く、少量なら使えますよ。


(0.5点を目安に摂取しましょう)
さつま芋30g(たんぱく質0.4g)、じゃが芋50g(たんぱく質1.0g)、
里芋70g(たんぱく質1.8g)、大和芋33g(たんぱく質1.7g)

芋はでんぷんが多いので穀物と同類に思われがちですが、ビタミンCやB1、食物繊維が豊富な野菜の仲間です。
芋のビタミンは加熱にも強いという特性があります。
なのですが、芋はたんぱく質もカリウムも多く含まれていますので、召し上がる量は0.5点に抑えてくださいね。
里芋や長芋、大和芋は特にたんぱく質が多めですから、使う量を少し減らすと安心ですよ。
芋で摂取するたんぱく質は大体1gとみておかれるのが良いでしょう。



 果物、海藻、きのこの取り方

果物はビタミンCや食物繊維のよい供給源ですが、カリウムも多く、生で食べるものなので摂取量は多くなりがちです。
また、果物に含まれる果糖は、摂取しすぎると血糖値や中性脂肪を上昇させてしまいます。
そのような点から、果物は1日0.5点以内でかつ重さ50〜100g以内が適当となります。
この範囲ならもちろん生で食べれます。
たんぱく質は約0.5gとみなします。
日常的に使える果物(0.5点以内かつ重さ50〜100gを目安に摂取しましょう)
※たんぱく質は全て約0.5gです。
グレープフルーツ105g(カリウム147mg)、すいか110g(カリウム132mg)、
パパイヤ105g(カリウム221mg)、オレンジ105g(カリウム147mg)、いちご120g(カリウム230mg)、
ぶどう70g(カリウム98g)、りんご75g(カリウム83g)、みかん100g(カリウム140mg)、柿65g(カリウム111mg)




ただし、アボガド、バナナ、メロン、キウイフルーツはたんぱく質もカリウムも多く含まれていますので、控えめになさってくださいね。
その他は選択自由ですよ。
控えめにしたい果物
バナナ100g(カリウム360mg)、メロン100g(カリウム340mg)、
アボカド100g(カリウム720mg)、キウイフルーツ100g(カリウム290mg)



シロップ煮の果物はカリウムが少なめなものが多いですので、血中カリウム濃度の高い人には安心して召し上がって頂けます。
また、エネルギーを多くとりたいときや食欲のないときなどに、糖分補給を兼ねてとるのも良いですね。
分量は、0.5点分くらいになさってください。
ドライフルーツなカリウムが多いので、召し上がる場合は少量に・・・。
果汁飲料もカリウムが多く含まれていますので、お控えくださいませ。
缶詰とドライフルーツの1点(80kcal)あたりの重量とカリウム量
桃のシロップ煮95g(カリウム76mg)、パイナップルのシロップ煮95g(カリウム142mg)、
チェリーのシロップ煮110g(カリウム110mg)、あんずのシロップ煮100g(カリウム190mg)、
みかんのシロップ煮130g(カリウム98mg)、レーズン27g(カリウム200mg)、
干しあんず28g(カリウム364mg)、干し柿29g(カリウム194mg)



海藻やきのこは動脈硬化や高血糖の予防によい食物繊維が豊富できのこにはカルシウムの吸収に必要なビタミンDも含まれています。
ですが、どちらもたんぱく質やカリウムを多く含んでおり、更に海藻にはナトリウムも多いので、とりすぎにはご注意ください。
海藻ときのこはもどした状態で、両方合わせて30g以内と決めて摂取なさってください。
この範囲内ならきのこは何を使われても良いですが、どちらかといえば、マッシュルームは缶・生ともに控えめにされたほうが安心です。
海藻でおすすめはわかめやとさかのりです。
控えめにしたいのは、昆布類や茎わかめですね。
ひじきやのりも使いすぎには気をつけてください。


昆布でダシをとるとダシ汁に多量のカリウムが溶け出してしまいますので、ダシは削りガツオのみでとるようにしてくださいね。


こんにゃくも食物繊維が豊富な食品です。
ノーエネルギーで、たんぱく質やカリウム、リンもわずかですので量は「適量」でOKです。
油で調理するとエネルギー補給もできて、調味料の使いすぎも防止できますよ。




※第3群のうち、緑黄色野菜と淡色野菜、果物での欄で”+”と表示してあるものは、合計で30gを0.1点として加算します。
ただし、朝・昼・夕の区分内での加算ですよ。





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